昨年度に引き続き、本年度も「脳卒中リハビリテーションのあり方を今一度考える研修会を開催致しました。今回は、「高次脳機能障害のリハビリテーションをいま一度考える」テーマとして開催致しました。
「高次脳機能障害」は失語・失行・失認に加え記憶障害、注意障害、遂行機能障害、社会的行動障害などの多彩な症状を呈し、日常生活及び社会生活への適応を阻害する重大な因子に成り得ます。しかし、現場では最適なリハビリテーションや対応、生活支援が行われているでしょうか。
今回、高次脳機能障害の理解を深め、より最適なリハビリテーションや生活支援等の手法の確立を目指すべく、ST・OT・PTの垣根を越え、高次脳機能障害に対するリハビリテーションのあり方をいま一度考えることを目的として研修会を企画しました。
当日は約100名ほどのST・OT・PTの先生方に参加していただき、高次脳機能障害にはST・OT・PTの垣根を越えてチームで働きかけていくことの大切さを学ぶことが出来ました。研修会の最後にCasual Talkの時間を設け、リラックスした雰囲気の中、有意義な意見交換が出来ました。講師を引き受けていただいた玉利先生・松尾先生・大内田先生ありがとうございました!
来年度の企画も楽しみにお待ちください!