2018年8月12日に第1回SACRA主催研修会 「脳卒中リハビリテーションのあり方を今一度考える」を開催致しました。
脳卒中患者は脳の損傷部位や程度により多様な症状や障害を呈するため、リハビリテーションのための評価やアプローチの方法を標準化することは容易ではありません。しかしながら、医療の質の均一化が求められる昨今、地域や施設によって大きく異なることのないリハビリテーションを実践するためには、科学的根拠に基づいた標準化が必要であると考えます。また、その一方で、患者の運動戦略や社会的背景には個人差が大きいため、一人ひとりに応じたオーダーメイドのリハビリテーション、即ち最適化されたリハビリテーションも必要であると考えます。そこで今回、脳卒中患者のリハビリテーションのあり方を、個人・施設・地域・国といったミクロからマクロな視点において考える機会を設けることを目的として、本研修会を企画しました。
講師には、吉尾雅春先生と玉利誠先生をお招きし、ご講演頂きました。九州全土から200名近くの方にご参加いただきました!SACRAでは、毎年「脳卒中リハビリテーションのあり方を考える」をテーマに研修会を企画して参ります!