先日、2023月 5月 14日(日)09:00~11:00 福岡県理学療法士会主催の講習会が開催されました。当主任研究員の遠藤と令和健康科学大学の玉利誠先生お二方が講師で、職員教育と学生教育の立場から話されました。
玉利先生は、学校の立ち上げから教育目標や達成目標などを厚労省とも綿密に打ち合わせていく過程をお聞きすることができました。実際の授業についても、アクティブラーニングといった能動的な取り組みが求められる中、到達目標や作業過程等綿密な準備があり、そういった普段お聞きできない内容も含まれておりました。また、ペーパーレス化を進められており、全授業をアーカイブで視聴できるため、他の講師の講義内容を先生同士で確認することができたり、生徒が自身で復習できる環境にあったりすることが特に素晴らしいなと感じました。
遠藤先生からは、実際の臨床場面での取り組み、しくみの話を中心にお聞きしました。臨床ではOJTを通し先輩・上司からアドバイスを頂き、論理的思考、臨床推論を培っていく重要性、大切さを学びました。法人内での新プロやフォローアップセミナー、中間管理職セミナー等もあり、積極的に学びたいという姿勢を仕組みや環境から後押ししている取り組みを知ることができました。
質疑応答も多く、どのようなモチベーションで取り組まれているかとの質問に対しては、お二人ともあまり考えず当然のように行っているという返答が印象的でした。相当量のサーベイや準備はあるかと思いますが、受講生も様々な気づきや発見があったセミナーだと思います。こういった刺激になるセミナーも、今後参加・開催していければと思いました。
https://fukuoka-pt.jp/workshop/001635.php